株式会社豊和銀行(取締役頭取:権藤 淳、以下「当行」)は、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(代表取締役:澤田大輔)と共同で設立した「ほうわ創業・事業承継支援投資事業有限責任組合(ほうわ創業・事業承継支援ファンド)」より株式会社INSPIRATIONPLUSへの投資を実行しましたので、お知らせいたします。
当行は今後も、創業及び事業承継を必要とする企業等の支援を通じて、地域経済の活性化に積極的に取組んでまいります。
株式会社INSPIRATIONPLUS
山本竜伸
大分県大分市金池南1丁目5番1号コレジオ大分5階
防災・減災のための情報活用プラットフォーム「PREIN」の機能強化と開発体制強化
先端技術の社会実装をテーマにデジタルを活用した社会貢献を実施。
主に、防災・減災のための情報活用プラットフォーム「PREIN」の研究・開発・運用
https://inspiration-plus.com/#
INSPIRATIONPLUSは、「デジタル技術でレジリエントな世界を実現する」をミッションに掲げ、災害に関するさまざまな情報を集約し、リスク分析を行うことが出来る防災プラットフォーム「PREIN」を運営しています。「PREIN」は災害発生時の自治体・企業の現場判断のサポートツールとしての活用や、過去の災害の被害情報を踏まえたリスク管理・防災施策立案のための基礎情報としての利用を想定しており、大分県では防災対応高度化の仕組みとして活用されています(※)。
災害大国の日本にとって災害対策は永年の課題であり、近年災害がより激甚化する中でその重要性は一層高まっています。一方で、災害対策を行う現場のDX化が進んでおらず、災害情報の蓄積、活用が十分になされているとは言えない状況にあります。INSPIRATIONPLUSは、テクノロジーの活用により防災対応を高度化し、「防災」を新たな日本の産業とすることを目指します。
※大分県では、2018年より、国立大学法人大分大学との共同研究により生まれた防災プラットフォーム「EDiSON」を使用しており、「EDiSON」から生まれたノウハウを「PREIN」として製品化しています。
同社は2023年に九州経済連合会が立ち上げた九州全体の防災高度化を目指す「防災DXタスクフォース」にも参画しているベンチャー企業であり、本ファンドの設立趣旨に合致した支援意義の強い案件である。同社が持っているノウハウスや資産を活かし、災害被害の拡大防止に帰することが出来る非常に意義のある事業を運営していることを高く評価している。
ほうわ創業・事業承継支援ファンド(ほうわ創業・事業承継支援投資事業有限責任組合)
2020年6月22日
300百万円
有限責任組合員:株式会社豊和銀行
(出資目的)地域の中小企業を支え、地域のサステナブルな経済発展につなげること
無限責任組合員:フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
創業:地域振興・販路支援・人材育成など。事業承継:地域内での円滑な事業継続など。
株式上場を前提とせず、地域活性化を目指す。
8年
大分県産業創造機構、大分県事業引継ぎ支援センターなど、地域の創業・事業承継を支援する各団体と連携することで、投資先企業への資金供給のみならず、多方面からの支援を実施します。
お問い合わせ先
豊和銀行 ソリューション支援部
担当:神野、田中
電話:097-534-2653