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全国銀行協会が設立した電子債権記録機関「株式会社全銀電子債権ネットワーク(でんさいネット)」が提供している資金決済サービスです。 インターネットや銀行窓口を通じて、でんさいネットの記録原簿へ記録を行うことで、買掛金の支払いや売掛金の受取り、売掛債権の譲渡、売掛債権を担保とした割引等が行えます。 今までの手形にある欠点を克服した新たな金銭債権であり、手形に代わる新たな決済インフラとして期待されています。
支払企業のお悩み | でんさいの活用で解決! |
手形の発行は事務手続きが面倒で、搬送代の負担も大きい | 手形の発行および振込の準備など、お支払いに関する面倒な事務負担が軽減されます。手形の搬送コストも削減できます。 |
手形の印紙税負担が大きい | 手形と異なり印紙税は課税されないので、コストが削減できます。 |
手形・振込・一括決済など、複数の支払手段があり非効率 | 手形・振込・一括決済など複数の支払手段を一本化することが可能となり、資金管理の効率化が図れます。 |
納入企業のお悩み | でんさいの活用で解決! |
手形の場合、紛失や盗難が心配、あわせて保管も面倒 | ペーパーレス化により、紛失や盗難の心配がありません。また、厳重に保管・管理する必要がなくなり、無駄な管理コストを削減することができます。 |
手形の場合、必要な分だけ譲渡や割引ができれば便利 | 必要な分だけ分割して譲渡や割引することが可能となります。手形にはない「でんさい」特有の大きなメリットです。 |
手形の場合、取立手続が面倒 | 支払期日になると窓口金融機関の口座に自動的に入金されますので、面倒な取立手続は不要です。 |
振込の場合、入金日までの資金繰りが大変 | 「でんさい」は流通性の高い債券であり、これまで資金繰りに利用できなかった債権も譲渡や割引が可能になり、無駄なく有効に活用することができます。 |
法人・個人事業主の方で、インターネットバンキングサービスをご利用できるお客さま。もしくはFAXをお持ちのお客さま。
当座預金口座または普通預金口座がご利用できます。
平日 | 当日取引 | 8:00~15:00 |
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予約取引 | 8:00~21:00 | |
土曜日 | 当日取引 | 9:00~19:00 |
予約取引 | 15:00~19:00 |
支払企業(もしくは納入業者)がでんさいの「発生記録請求」を行うことにより、「でんさい」が発生します。
下請業者が孫請業者に「でんさい」を譲渡する場合に「譲渡記録請求」を行います。
支払期日になると、自動的に支払企業の口座から資金を引落し、納入企業へ資金の払込みが行われます。「でんさいネット」では支払が完了した旨を「支払等記録」として記録します。
また、手形と異なり、取立手続は不要です。納入企業は支払期日当日から資金を利用することができます。
当行をはじめ全国約1,300の金融機関で「でんさい」を取り扱っています。
電子記録債権制度の導入によって手形が廃止されるわけではありませんが、決済手段としての手形の活用は、1990年度をピークに年々減少しています。
「でんさい」の利用に関しては、受取・支払ともに複数の銀行で利用することができますが、それぞれの銀行に利用申込を行う必要があります。
でんさいネットは、お取引金融機関を辻てご利用いただけます。当行ではインターネットのほか、FAXを用いたご利用も可能です。(お取扱方法は金融機関により異なります)
ご利用内容に応じて当行所定の手数料がかかります。
ご利用いただく方法により異なりますので、詳しくは窓口までお問い合わせください。