株式会社豊和銀行(取締役頭取:権藤 淳、以下「当行」)は、ミライドア株式会社(代表取締役:澤田 大輔)と共同で設立した「ほうわ創業・事業承継支援投資事業有限責任組合(ほうわ創業・事業承継支援ファンド)」より株式会社ORENDA WORLDへの投資を実行しましたので、お知らせいたします。
当行は今後も、創業及び事業承継を必要とする企業等の支援を通じて、地域経済の活性化に積極的に取組んでまいります。
企業名 | 株式会社ORENDA WORLD |
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代表者 | 澁谷 陽史 |
本社所在地 | 東京都港区北青山一丁目3番6号 SIビル青山4階 |
大分事務所 | 大分県玖珠郡玖珠町大字帆足2243番地の1 |
資金使途 | 人口流出の課題を抱える地域へ取り組む地方創生・教育事業の強化 |
事業内容 | 全国各地の地方自治体と連携した地域の高度IT人材育成事業を実施。 主に、エンタメ・仮想空間分野に特化したAIソリューションを開発、提供 |
URL | https://orenda.co.jp/ |
ORENDA WORLDは、「AIとクリエイティブの融合により、様々な社会課題を解決する」というミッションを掲げ、主にエンタメ・仮想空間分野に特化したAIソリューションを開発、提供する会社です。祖業であるエンタメ事業で培ったデザイン力、ゲームエンジンを利用した仮想空間構築・及び高度なシミュレーションシステムを強みとしており、クライアントからの依頼によりメタバース、デジタルツイン開発や独自開発の音声合成技術をサービスとして提供しています。
また、近年地方自治体と連携した地域の高度IT人材育成事業も開始しており、2024年には大分県玖珠町と連携協定を締結し、玖珠町を中心に大分県内の若手AI・IT人材育成、及び高度IT人材のコミュニティ形成に取組んでいます。
同社はAIに関する高い知見によるAIソリューション事業もさることながら、蓄積されたノウハウやデータを活用し、全国各地の地方自治体と連携、AIが活用できる人材の育成をしている。大分県内では玖珠町と連携協定締結し、2024年より玖珠町の人材育成事業として「生成AI講座」を実施しているベンチャー企業であり、本ファンドの設立趣旨に合致した支援意義の強い案件である。
同社が持っているノウハウやデータを活かしたIT人材の育成は、大分県の地域活性化に資する非常に意義のある事業を運営していることを高く評価している。
名称 | ほうわ創業・事業承継支援ファンド(ほうわ創業・事業承継支援投資事業有限責任組合) |
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設立日 | 2020年6月22日 |
ファンド総額 | 500百万円 |
組合員 | 有限責任組合員:株式会社豊和銀行 (出資目的)地域の中小企業を支え、地域のサステナブルな経済発展につなげること 無限責任組合員:ミライドア株式会社 |
ファンドの目的 | 創業:地域振興・販路支援・人材育成など。 事業承継:地域内での円滑な事業継続など。 |
投資回収の方針 | 株式上場を前提とせず、地域活性化を目指す。 |
存続期間 | 12年 |
連携協力機関 | 大分県産業創造機構、大分県事業引継ぎ支援センターなど、地域の創業・事業承継を支援する各団体と連携することで、投資先企業への資金供給のみならず、多方面からの支援を実施します。 |
お問い合わせ先
豊和銀行 ソリューション支援部
担当:首藤、那賀
電話:097-534-2653